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いつもより声が大きい気がした。
出張先のホテルから電話してきたあすかはもう待てないとばかりに
テレホンセックスを始めた。
俺はいつも通りそれをディスプレイ越しに見ているだけだ。
何も言わない。
ただ見ててくれればいいからってあすかのお願いだ。
もちろん、俺だってムラムラしてくるときがある。
そういうときはあすかに見えないように自分の下半身をコシコシやるか
あすかとのテレホンセックスが終わったあとに女を呼ぶか。
自宅じゃないとこんなに開放的になるものか?
あすかはわざと大きな声を出しているように見えた。
しかし、それがたまらなくいやらしく聞こえ俺の下半身も総立ちに。
テレホンセックスを4回楽しんだあとだった。
由希のほうから、「会ってみたい」と言ってきた。
もちろん断る理由などない。
ちょっと雰囲気のある居酒屋でお酒を飲み
そのままホテルへ。
酔っているのか、酔ったフリなのか、由希はフラフラと歩いている。
肩に手をやり支えてやると、頭を寄せてきた。
テレホンセックスのときのように
「最初は自分でやってごらん」と言うと由希は言う通りに自分で
イジリ始めた。
恥じらいながらもお酒の勢いなのか息遣いが荒くなってきた。
ピチョピチョとだんだん濡れてくるのが分かる。
散々、もったいつけてから由希の服を脱がせ始める。
早く来てほしいとばかりに由希も俺の服を脱がせる。
まだまだ、テレホンセックスのときはもっと時間かけてるだろう?
意地悪っぽく言い放ってから即挿入してやった。
期待していたよりは老けて見えた。
しかしそれでも30代には見えない。
見た目は26歳ってところか。
洋服が地味な分、老けて見えるだけなのかもしれない。
香奈子がこっちに気付いた。
うつむいたままこちらに近づいてくる。
「Kさん・・・ですか?」
「はい、香奈子さんですよね?」
「はい」
短いやりとりがあったあと、僕たちは連れ立って僕の車が停めてあるパーキングへ。
「どこへ行きましょうか?」
「・・・お任せします」
口数の少ない女だ。
テレホンセックスのときはあんなに乱れ、悶えるのに。
会ってみたいと思ったのは僕のほうだった。
顔は知らないままテレホンセックスだけの関係を2ヶ月続けた。
今日は初めて顔を知った。
この大人しそうな香奈子が、狂う姿が早く見たくなった僕は
そのままラブホテルの駐車場へ車を入れた。